生き詰った時、どう対処するかに、かかっている。
死にたくなった時、どう対処するかに、かかっている。
生きるか、死ぬか、一瞬の判断。
全ては、そこ。
インスタは、濃い内容を書いても、敷居が高くないのが良い。
これが、お寺に悩み事相談に行くとなると、敷居が高くなる。
顔を合わせないで、話すことは大事。
僕が書いているのは、最後の最後に、明源寺があって良かった活動。
何かあれば、全力で受け止める活動。
僕自身の心は、幼い時に壊れた。
壊れた心は、壊れたまま。
今でも、痛いまま。
でも、本質を知れば、それをも、受け止められている。
「死にたい」咄嗟の衝動が起きても、それをも受け止める。
毎日が、その確認。
毎日が、涸れない確認。
いつも死にたい心は、ある。
どろどろの重たい心。
癒えない心の傷。
ある時、隣の子供が遊びに来て、仲良くなった。
その時、「こんな死にかけの自分でも、よろこんで遊んでくれるんだ」と思った。
たまたま、犬を拾った。
全面的に信頼してくれた。
「こんな自分でも良いんだ」
それから、いろんな人の笑顔が見られたら、自分も嬉しくなった。
自分の笑顔も増えた気がした。
困っている人が居れば、ノーとは言わなかった。
全てが、相手に応じたボランティア。
全てが、受容。
いつの間にか、自分の我(が)がない受け止め。
我(が)のカドが取れて来た。
いつの間にか、少しでも多くの人が幸せでありますように。
誰もが、否定の無い生き方が出来ますように。
そこから始まっての宗教活動。
お寺活動で、儲けようとは思わない。
内緒だが、永代供養は2万。
墓終いの時、何人いても、2万。
院号法名も、タダ。
それらは、仏教本来のあり方でないから。
お寺のお金儲けの手段だから。
生活に困っている方の葬儀は、5万から1万。
僕が引き受けている方は、大抵、お金に困っている方。
よそのお寺で、断られた方。
僕が受けるのは、無条件。
無宗教の方でも。
門徒になれとの、条件なし。
宗教でお金儲けをしようとは思わない。
将来への心配は、大脳。
お金の心配は、大脳。
宗教活動は、大脳判断の無い、本質からの活動。
優劣・多少・上下・勝ち負け・出来る出来ない・立派・出世・権力・導く・頑張れ・努力・気合いだは、大脳の世界。
「これは、大脳のはたらきだな」と知れば、大脳のはたらきを客観的に見て、手放す、「思い分け」。
大脳のはたらきを大脳のはたらきだと知れば、大脳のはたらきに操られないもの。
大脳のはたらきを大脳のはたらきだと知れば、落ちる世界があるもの。
それが本質。
ダマシを、ダマシと知れば、ダマされないもの。
それが、本質を知った智慧。
落ちた世界は、静かなもの。
静かな世界は、法則・道理・調和・永遠・明らか・清らか・自由・のびのび・イキイキ・愛・思いやり・誰もが幸せでありますように。
落ちた世界は、誰にでも当てはまる無条件。
例外の無い本質。
落ちた世界が、判断なく、その場、その時、適切する無意識。自在。
私たちが落ちるのは、奇妙な世界に落ちるのではない。
当たり前の、「今・ここ」。
私たちが落ちるのは、特別な世界でもない普遍。
国境の無い普遍。
宗派宗教の隔たりの無い本質。
私たちが落ちるのは、思い描きの無い世界。
そこへ落ちるのに、特別な奥義も、秘儀も無い。
大脳のはたらきを、「大脳のはたらきだな」と知ること。
大脳の操りを、「大脳の操りだな」と知ること。
ダマシを、ダマシと知れば、ダマされないもの。
教祖の意図を、教祖の意図だと知れば、教祖の意図から離れられるもの。
執われを、執われと知れば、執われからの、解き放ち。
私たちの世界は、だいたい、3層に分けることが出来る。
1番表層が、社会・外見・お金・生活・世間・国・民族。
それを判断しているのが2層目の大脳のはたらき。
負けるな・より多く・頑張れ・立派になれ・努力しろ・やれば出来る・上を目指せ・役に立て・将来も安泰になれ。
それにつまづくと、パニック・生き詰まり・適応障害・死にたい・死んで楽になりたい。
それを根底から受け止めるのが本質の第3層。
また、そういう構造を知ることも、生き詰まりからの解き放ち。
表面が生き詰っても、本質は生き詰っていないもの。
その都度、その都度、本質からの受け止め。
いつの間にか、大丈夫。
宗教は、本質からの受け止め。
日々の、確認。
淡々とした、日常。
思い描きからの、解き放ち。
「心配しなくても大丈夫なんだ」の、積み重ね。
大丈夫な実感の、積み重ね。
一歩・一歩。
いつの間にか、自由。
のびのび。
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