僕の話は、極端かもしれない。
頭の中から「死にたい」「死にたい」の声が消えない人は、大勢ではないから。
死を身近に感じている人は、人口の中でも一部だから。
若くて、お金も有って、幸せに暮らしている人にとって、無関係なこと。
健康で、仕事がバリバリ出来ている立派な人には、無関係なこと。
それは、それで良いのだろう。
僕が、書いているのは、死が身近であっても、「死にたい」を超えて、受け止める世界があること。
死にたい自分をも、受け止めている心を誰もが、無条件で具えていること。
生き詰っても、全く問題の無い心を、無条件で具えていること。
ヒドイ目に遭っても、決して汚れることのない清らかな心を、持っていること。
限界があるように見えて、全く限界の無い広く深い心を具えていること。
貧乏でも、心の面で豊か。
イジメに遇っても、誰も知らない所で、自由に自分らしく生きる生き直し。
パワハラに遇っても、パワーを感じない屁の河童。
悪口を言われても、ひょうひょう。
どんな状況でも変わらない自分を、誰もが、本来、持っていること。
心が重たくて、何も出来なくても、全く問題の無い自分らしさ。
世間からどう思われようが、誰もが具えている自分らしさ。
まだ、まだ、未熟で、何も出来ないように見えても、熟・未熟を超えた真髄。
過去の祖師や偉人と隔たっているように思われも、時空を超えた本質の同じさ。
障害が有っても、障害を超えた、深い心の面で清らかさや優しさを分かり合っている相互理解。
誰もが、同じ人間として尊い命。
優劣判断の無い、一つ。
国や民族の枠を破った、一つ。
自由。自立。
枠からの解き放ち。
差別や偏見からの解き放ち。
誰も当てにしない自分なりの一歩。
誰にも依存しない生き方。
誰もが、自分なりの一歩を踏み出せる力強さを具えている。
失敗も生きる教訓となる学び。
いろんな経験が、生きる学び。
いろんなことを経験しても、変わらないその人らしさ。
いろんな違い持っていながら、誰もが尊い。
それに気付くことに、早いか遅いかの違いがあっても、気付いてみれば、時間は無かった。
隔たりの無い事実。
年齢も、性別も、生まれも、育ちも超えた、普遍的当て嵌まり。
宇宙も、木も、草花も、動物も、石ころも、例外の無い当て嵌まり。
不変。
永遠。
上下の無いワンネス。
言葉を超えた一つ。
在りて在るものの、例外無き、等しさ。
ヤハウエ。
如。
妙。
法。
そのはたらき。
そのはたらきが、例外なく、在りて在るものに具わっている。
在りて在るものは、そのはたらきを具えている。
そのはたらきが、力。
在りて在るものは、それぞれ、力強さを具えている。
在りて在るものは、どれもが、清らか。
在りて在るものは、誰もが、イキイキのびのび。
在りて在るものは、本来、そういう心を具えている。
地獄に落ちても。
地獄を知ったからこそ、その力強さを感じる。
訳が分からなくなったからこそ、その力強さを感じる。
「死にたい」「死にたい」との心の声が絶えないからこそ、その力強さが有り難い。
難病であっても、生きる力強さを具えている。
死をも超えて、変わらなさ。
亡くなっても、変わらないその人らしさ。
亡くなっても、消えない姿。
生死を超えたあり方。
時間を超えた無時間の繋がり。
いつも、そばに居る。
時間や空間を超えて一つ。
隔たり無き一つ。
隔たりが無い時に、力強さを感じる。
前世物語は、その時、頭で納得しても、究極的な力強さにならない。
除霊してもらっても、自分の本当の生きる力強さになっていない。
結局、教祖に依存。
依存は、自立できる力強さが無い。
他なる何かへのお願い事は、忖度。
忖度は、媚びへつらい。
媚びへつらいは、本来的な、力が出ない。
そのもの一つになっていなければ、力が出ない。
「死にたい」をも超えた、力強さ。
生き詰っても、生き詰っていないイキイキのびのび。
真っ暗に見えても、心の奥底に見出した微かな光明。
訳が分からなくなっても、心の奥底見出ししている明るさ。
誰に何と言われようが、どう思われようが、自分の魂が納得しないと自分の一歩を踏み出した気がしない自分なりの生き方。
誰にも左右されない一貫した生き方。
変わらない自分。
いつも同じ。
芯のブレなさ。
宗教とは、本来、そういう生き方。
生きる立脚地。
芯がブレないのが、信。
解き放たれている自由。
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